スギ薬局で、とっても快活な中国人青年に接客を受けた。いいね。
日中韓の関係が微妙なこの御時世も、この人には関係ないように思う。目標に向かって一心に努力してる人は、一目見て分かるもんやな。
尖閣、竹島問題が叫ばれて久しいが、事実、歴史認識は各国で著しく異なる。
戦争に勝った国と敗けた国で、同じ歴史認識を持てるはずがない。戦争が終わって、まだ五十余年。親を子を殺された世代が、お互いを許せるやろか?
そういった点で、米国は日本をうまく統治した。パンを食べさせ、ガムを与え、刀を、武器を捨てさせた。ベースボールは今も大人気。ボクシングでは世界チャンピオンの量産国に。魅力的なコンテンツと引き換えに、古来の文化を売り渡し、考える力を奪った。与えたのはアメリカだか、選んだのは日本人。誰がアメリカを憎もうか。原爆を、しかも二発も、落とした国を。
未だかつて、戦争を乗り越えた時代はない。今尚、誰もが知らず知らず戦争に加担してる。
でも、俺ら若い世代はうまくやろうよ。何人がどうとかもういいよ。戦争するより、友達になる方がよっぽど簡単じゃん。人から聞く話を、本で読む話を鵜呑みにせず、自分で歴史を捉え直す。学校で教えるべきは、歴史じゃなく、むしろ考える力。
やと思うんやけどな。