スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2015.10.25 Sunday
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
評価:
岩田 松雄 サンマーク出版 ¥ 1,470 (2012-10-09)
Amazonランキング:
42位
|
上司のお勧め6、良かった。但し、タイトルは×。
生理的な問題か、51の考え方、とか101の教えとか、胡散臭くて仕方がない。こういうタイトルの本は、チラ見してよほど中身が良くない限りは自分では絶対買わない。
著者は、元トリンプ日本法人の吉越さん(デッドライン仕事術の著者)と違って文面からかなり優しい印象を受ける。性格は文面ににじみ出る。俺の文章は読み手にどのような印象を与えてるか、知る由もないですが。
参考になったので、そのいくつかを共有。
・会議では、若い社員から意見を聞く。
これはいいなと思った。即採用。ファシリテーターにも依るが、社内会議では年寄りとおしゃべりから意見を聞いていく(或いは勝手に話す)傾向が強い。より高次元な判断、大きな付加価値を生み出すことを求められている職位と給料の高い人が、新入社員さえ驚くような何の変哲もない普通の意見を言うことがある。え?そんなこと言うために会議に参加してたの?と思うほどに。
だから決まって最後に「なんかある?」と振られる若者は、言葉に詰まる。
これじゃいかんだろ。逆だ逆。高い給料をもらってる人は、新入社員が思いもつかないような意見をすべき。
著者は、日産自動車の出身ですが、著者の日産時代の上長と仕入先を訪問した時のこと。
・火花の散る瞬間以外は全て無駄
溶接工場で、火花が散る(つまり溶接)工程以外は全て無駄と考えろとのこと。これは付加価値が発生する1番大切な瞬間を見逃すな、との教訓が込もってます。
良書ですが、書かれている内容自体は特段新鮮ではありません。